「ハンマーを手にした子供は、どこでも叩きたがる」 

これは、手法やテクニックを覚えた人が、やたらとそれを使いたがることを戒めた言葉です。

経営コンサルタントの中には、中小企業の抱える様々な問題に対して、「ここがだめだ。あれが間違っている」と指摘し、なんでもかんでも、自分の得意とする手法やテクニックを使おうとするコンサルタントがいます。

本当に多いのです。

だって、特定の専門的知識やノウハウをもっているからコンサルタントであるわけで、それを武器にして仕事をしているわけですから。

しかし、企業を取り巻く環境はさまざまです。企業自身も十人十色。企業文化、考え方、人間関係等、それぞれ特殊な事情を持っています。だから、抱える問題もそれぞれ微妙に異なります。

どんな症状にもきく、万能の薬がないように、どんな企業の問題にも適用できる万能のマーケティング手法やノウハウはありません。

まず、マーケティングの基本をしっかり踏まえた上で、支援者が、経営者と一緒になって、その企業のあり方を見つめ、考え方を重視し、その企業にあったやり方を創造していくことが最も求められるのです。

 

「教える」から「支援する」へ

今、コンサルティングの考え方が変わってきています。

クライアントに答えを教えてやらせるのではなく、自ら解決することを支援することこそが成功へとつながるのです。

自ら見本を示し、相手の成長を信頼し、本当に必要なことを支援し続ける。メンタリングという考え方です。

持てる知識やノウハウを提供しますが、その方策を選択し、実行するのは、あくまでもクライアントであるあなた自身です。

そして、東洋運命学を活用して、一人ひとりをしっかりと見ていきます。
時には一緒に悩み、一緒に苦しみ、相手の個性と能力を最大限に輝かせる方法を徹底的に探していきます。

解決策は100万通りあるのです。

LBCは、支援者であり続けます。